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「ファスナーがまだ苦手」「マチは欲しいけど閉じ方に悩む」。そんな人へ、ファスナーを使わずにマチありのポーチを作る方法をまとめました。ファスナー以外の閉じ方そのものは既存の記事でまとめているので、ここではマチがあるポーチに絞って、3つの閉じ方とその選び方を見ていきます。
先に結論をひとつ。マチの深さによって、向く閉じ方が変わります。マチが深いなら巾着、浅いならふた付きが扱いやすいんです。ファスナーの縫い付けは、直線に沿って正確に縫う必要があり、ミシンに慣れていないとつまずきやすいところ。その点、ふた+ボタンや巾着なら、多少ラインがゆがんでも仕上がりに響きにくく、練習の1枚目にも向いています。3つの閉じ方、マチとの相性、ふた付きの作り方、ボタンやスナップの位置、子ども用に作る時の安全まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:閉じ方の種類を知りたい人|マチの深さで迷う人|ふた付きで作りたい人|ボタンの位置に迷う人|子ども用に安全に作りたい人
ファスナーなしでマチありに閉じる3つ——ふた+ボタン・巾着・折り込みふた
ファスナーを使わずにポーチを閉じる方法はいろいろありますが、マチがある(立体になる)ポーチで扱いやすいのは、次の3つです。
- ふた+ボタンやスナップ。ふたを折りかぶせて、ボタンかスナップで留める型。開け閉めが片手でできて、中身も見えにくいのが利点です。ふたの形を変えれば、見た目の印象もいろいろ変えられます
- 巾着。口をひもで絞る型。マチが深くても口をしっかり閉じられ、中身がたっぷり入るポーチに向いています。ひもの色を変えるだけで表情が変わるのも楽しいところです
- ふたを折り込むだけ。留め具を使わず、ふたを内側に折り込んで差し込む型。いちばん簡単ですが、逆さにすると開きやすい面もあるので、持ち歩き方には少し気をつけたいところです
3つとも、共通しているのは「マチをどこに作るか」で仕上がりの立ち方が決まるということ。マチは底の角を三角に折って縫うだけの簡単な作り方で十分なので、閉じ方の違いよりも先に、マチの深さから考えると迷いにくいんです。
ファスナー以外の閉じ方の考え方そのものは、ファスナー以外で閉じるペンケースの作り方で詳しくまとめているので、ここではマチとの相性から見ていきましょう。
マチの深さと閉じ方の相性——深いなら巾着、浅いならふたが向く
マチが深い(4〜5cm以上)ポーチは、中身がたっぷり入る分、口が大きく開きやすくなります。そんな時は巾着が向いています。ひもをきゅっと絞れば、マチが深くても口全体をしっかり閉じられるからです。
反対に、マチが浅い(2〜3cm程度)ポーチは、口の開きもそれほど大きくならないので、ふた付きで十分閉じられます。ふたの長さは、本体の高さにマチの厚みぶんを足しておくと、閉じた時にちょうどよく収まりますよ。
迷ったら、まずは家にある物を入れてみて、マチをどのくらい膨らませたいかで決める方法もあります。カード類だけを入れる薄いポーチならマチは浅めで十分ですし、化粧ポーチのように立体的に自立させたいなら、マチを深めに取って巾着で絞る方が扱いやすくなります。
ふた付きマチありの作り方——一枚布を折るだけ
ふた付きマチありのポーチは、一枚の布を折るだけで作れます。
- 本体とふたぶんをつなげた一枚布を用意する。長さの目安は「本体の高さ×2+マチの厚み+ふたの長さ+縫い代」です
- 両脇を縫ってマチを作る。角を三角に折って縫うだけの簡単マチで十分です
- ふたを折りかぶせて、ボタンかスナップの位置を仮止めしてから本縫いします
一枚布で作ると、底の縫い目がなくなるぶん、水漏れや傷みの心配が減ります。マチは、脇を縫った後に角を三角につまんで縫うだけの簡単な作り方で十分。難しい計算をしなくても、形になりますよ。
接着芯を貼って生地にハリを持たせておくと、ふたがへなっと垂れ下がらず、閉じた時の見た目もすっきりします。裏地を付けるかどうかは好みで構いませんが、初めての1枚は裏地なしで工程を減らしてみるのもおすすめです。慣れてきたら、裏地ありマチなしの作り方も参考にしながら、裏地付きに挑戦してみてください。
ボタン・スナップの位置——マチの厚みぶん外側に
ボタンやスナップの位置は、マチの厚みぶんだけ外側にずらすのがコツです。ふたのちょうど真ん中に付けると、マチの厚みで生地が持ち上がり、うまく閉じられないことがあります。仮止めした状態で一度開け閉めして確かめてから、本縫いすると失敗しにくいですよ。
ボタンとスナップ、どちらを選ぶか迷う人もいますよね。ボタンは糸で付けるので手縫いに慣れていなくても扱いやすく、糸の色で表情を変えられます。スナップ(プラスナップ)は専用の道具が要りますが、力を入れずにワンタッチで開け閉めできるので、繰り返し使う小物入れに向いています。用途に合わせて選んでみてください。
プラスナップは、ボタン付けよりも扱いやすく、専用の道具さえあれば数秒で留められます。マチありポーチのふた留めにちょうどいいサイズがそろっていますよ。
子ども用に作る時の安全——持ち手の長さと小さい部品
子どものポーチを作る時は、次の3点を守ってください。
- 子ども用に作る時は、首に回る長さの持ち手・紐を付けないでください。肩掛けにしたくなっても、短めに仕上げるのが基本です
- ボタンやスナップは、誤飲する年齢の子どもの手が届く所に置かないようにしてください。トイレットペーパーの芯を通る大きさかどうかが目安です
- まち針や針は、本数を数えてから縫い始め、縫い終わったら本数を数えて確認してください。ミシン・アイロン・裁ちばさみ・リッパー・目打ちも、使わない時は刃先や針先を収納しておくと安心です
- 裁ちばさみで切った布の端は、切り口を内側に。角を少し丸めておくと、ポーチに手を入れた時に指が引っかかりにくくなります
特に手縫いで仕上げる場合は、途中で子どもに呼ばれて作業を離れることもありますよね。針や道具を置きっぱなしにせず、目を離す前に必ず片づける習慣をつけておくと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『個人的には、初めての一枚だと折り込むだけの型がいちばん気楽だと思います。慣れてきたらボタンやスナップに挑戦する、くらいの順番でも十分ですよね』
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ファスナー以外の閉じ方を幅広く知りたい人は、ファスナー以外で閉じるペンケースの作り方を先にどうぞ。マチの作り方そのものをおさらいしたい人はポーチの手作りでマチを付ける方法、ファスナーを使いたい人は20cmファスナーでマチ付きポーチを作る方法、マチなしで裏地ありにしたい人は裏地ありマチなしポーチの作り方にまとめています。
まとめ:閉じ方はマチの深さで選ぶ。ボタンは外側に、部品は手の届かない所に
- 閉じ方は3つ。ふた+ボタン・巾着・折り込みふたから選ぶ
- マチが深いなら巾着。浅いならふた付きで十分閉じる
- ふた付きは一枚布で作れる。底の縫い目がなく傷みにくい
- ボタン・スナップはマチの厚みぶん外側に。真ん中だと閉まりにくい
- 子ども用は持ち手を短く。小さい部品は手の届かない所に
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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