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濃い色や鮮やかな色のレーヨンのブラウスやスカートを洗おうとして、ふと手が止まる。洗い桶の水に色が出たら、ほかの洗濯物に色が移ったら、と考えると不安になりますよね。色落ちは、濃い色のレーヨンではよく話題になる悩みです。
先に結論をひとつ。濃い色のレーヨンは、洗濯で色が出やすい物があります。洗う前に、目立たない所へ水で薄めた洗剤を少しつけ、白い布で押さえて、色が移るかどうかを見ておくと、色落ちしやすいかの目安になります。色が移る服は、単独で短い時間で洗うか、クリーニングに出す方が安心です。洗濯表示が「家庭での洗濯禁止」なら、確かめずにクリーニングへ。この順番で見ていきましょう。
下の図から、いまの状況に近い章を探してみてください。
ケース別に読む:色落ちの種類を知りたい人|洗う前に確かめたい人|結果で洗い方を決めたい人|色移りを防ぎたい人|ほかの服に色が移った人|干し方が気になる人
色落ちには2つある——服の色が抜ける・ほかの服に色が移る
「色落ち」と言っても、困りごとは大きく分けて2つあります。ひとつは、服そのものの色が抜けて薄くなること。もうひとつは、出た色がほかの洗濯物について、色が移ってしまうことです。どちらも、濃い色の服ほど気になりやすいんです。
| 起きること | 考え方 |
|---|---|
| 服の色が抜けて薄くなる | 抜けた色は戻らないことが多い。洗い方を見直す |
| 洗い桶の水に色が出る | 色が出やすい服のサイン。単独で洗う |
| ほかの洗濯物に色が移る | 一緒に洗わない。濡れたまま重ねない |
色が出るかどうかは、服の色の濃さや染め方、素材の混ざり方によって違います。見た目だけでは判断しにくいので、洗う前に試して確かめておくのが近道です。
洗う前の確かめ方——洗濯表示を見て、目立たない所で試す
まず、衿の後ろや脇の縫い目についている洗濯表示を見てください。「家庭での洗濯禁止」の表示なら、試さずにクリーニングに相談します。家で洗える表示の服だけ、次の手順で色の出方を確かめます。
- 目立たない所を選ぶ:裾の内側や、縫い代の近くなど、着た時に見えない場所
- 薄めた洗剤を少しつける:おしゃれ着用の洗剤を、洗剤の案内どおりに水で薄めて、ほんの少しだけ
- 白い布で軽く押さえる:乾いた白い布やタオルで、こすらずに押さえる
- 布に色が移るかを見る:色がつけば、洗濯で色が出やすい目安
白い布は、使い古した白いタオルやハンカチで構いません。柄や色のついた布だと、移った色が見分けにくくなるので、必ず白い物を使ってください。押さえる時は、力を入れず、布を軽く当てるだけです。
試した場所に輪じみが残ることもあるので、本当に目立たない所を選んでください。つける量は、「ほんの少し」を守るのがコツです。心配な服や、大切な服は、試す前にクリーニング店に聞いてしまう方が安心ですよね。
確かめた結果で洗い方を決める——移らない・少し移る・はっきり移る
| 結果 | 考え方 |
|---|---|
| 白い布に色が移らない | 家で洗える表示なら、洗い方を守って洗う。念のため単独が安心 |
| 少し色が移る | 単独で、短い時間で洗う。迷うならクリーニングに相談 |
| はっきり色が移る | 家で洗わず、クリーニングに任せる |
「色が移らなかったから大丈夫」と決めつけず、洗う時は洗濯表示と洗剤の裏の案内に従ってください。温度や時間は、表示どおりが基本です。
色移りを防ぐ洗い方——単独・ネット・つけ置きしない・すぐ干す
色が出そうな服を洗うなら、次の4つを守ると、ほかの洗濯物への色移りを減らしやすくなります。
- 単独で洗う:ほかの洗濯物と一緒に入れない
- ネットに入れる:裏返して、ほかの服とからませない
- つけ置きしない:水に長くつけると、色が出る時間が長くなる
- 洗ったらすぐ干す:濡れたまま洗濯機の中や洗い桶に置かない
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、色が出そうな服は「洗う前に試す」を習慣にしてしまうのが、気持ちとして楽だなと思います。ひと手間ですが、洗ったあとのがっかりを減らせますよね』
洗濯機で洗う時は、詰め込みすぎないことも大切です。洗濯物が多すぎると、水がうまく回らず、服どうしがこすれて、色が出やすい状態になります。色の出やすい服だけを、ネットに入れて、やさしいコースで洗うイメージです。
洗剤は、おしゃれ着用と書かれた物が向く場合が多いです。ただ、使ってよいかは服ごとに違うので、洗濯表示と洗剤の表示を見て決めてください。洗剤や漂白剤を使う時は、製品の表示どおりに、換気をして、混ぜないようにします。
💡 この困りごとへの提案
色の出やすい服を洗う時に、洗濯表示に合わせて使えるおしゃれ着用の洗剤があると、洗い方を決めやすくなります。
ほかの服に色が移ってしまった時——乾燥機にかけず、表示を見て相談
うっかり一緒に洗って、ほかの服に色が移ってしまうこともあります。そんな時は、あわてて乾燥機にかけたり、濡れたまま重ねたりせず、まず落ち着いて、色が移った服の洗濯表示を見てください。
- 色が移った服は、乾燥機にかけず、ほかの服と重ねない
- 洗濯表示を見て、その服の素材で使える方法を確かめる
- 自分で直せるか迷う時や、大切な服の時は、クリーニング店に相談する
抜けてしまった色が戻らない理由や、目立たなくする考え方は、漂白剤で色落ちした服は戻せる?にまとめています。色が移ったのではなく、色が抜けてしまった時の参考になります。
干し方——日かげで陰干し。濡れたまま重ねない
洗ったあとは、形を整えて、風通しのよい日かげで干します。直射日光に長く当てると、色あせにつながることがあるので、色の濃い服ほど日かげが安心です。
- 洗濯機から出したら、すぐに干す
- 干すまでの間、ほかの洗濯物と重ねて置かない
- 乾燥機は、洗濯表示で使えるとなっていない限り避ける
- しまう前に、しっかり乾かす
干し方で形を保つ工夫は、同じレーヨンのレーヨンの服が伸びる時にまとめています。
よくある疑問——黒や紺・柄物・洗濯禁止の表示
Q. 色落ちを完全に防ぐ方法はある?
洗い方の工夫で色移りを減らすことはできますが、完全に防ぐのはむずかしいと考えておいてください。心配な服は、最初からクリーニングに任せるのも手です。
Q. 黒や紺の服は、みんな色落ちする?
服によって違うので、色だけでは決められません。洗う前の確かめ方で、試してから洗うのが安心です。
Q. 洗濯禁止の表示でも、色の確認だけならしていい?
洗濯禁止の表示の服は、家で洗わない前提の服です。色の確認も家ではせず、クリーニングに相談してください。
Q. 柄物や、白と色が切り替わっている服は?
色が混ざっている服は、色移りが起きた時に目立ちやすいです。単独で洗うか、クリーニングに任せる方が安心です。
Q. 洗剤をつけて試すと、生地がいたまない?
薄めた洗剤を、ほんの少し、目立たない所につけるのが基本です。ただ、生地や加工によっては影響が出ることもあるので、不安な時は試さずに、クリーニング店に相談してください。
Q. 買ったばかりの服も、試した方がいい?
色の濃い服は、最初に洗う前に、洗濯表示を見てから試しておくと安心です。値札やタグに洗い方の案内がある時は、それも合わせて見てください。
あわせて読みたい
レーヨンの服は、色落ちのほかにも、縮みや伸びが気になることがあります。縮んだ時の考え方はレーヨンが洗濯で縮む時に、伸ばさない扱い方はレーヨンの服が伸びる時にまとめています。椅子カバーなど、布の家事つながりで気になる方は、椅子カバー、100均と代用も読んでみてください。
まとめ:まず洗濯表示。目立たない所で試して、色が出る服は単独で
- 濃い色のレーヨンは、洗濯で色が出やすい物がある。まず洗濯表示を見る
- 洗濯禁止の表示ならクリーニングへ。家で洗える服だけ、目立たない所で色移りを確かめる
- 色が移る服は、単独で短い時間で洗うか、迷ったらクリーニングに相談
- 単独・ネット・つけ置きしない・すぐ干すの4つで、色移りを減らす
- 干す時は日かげで陰干し。ほかの服に色が移ったら乾燥機にかけずお店に相談
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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