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お風呂掃除のときに、ふとシャワーホースを見たら、黒い点々がついている。さわるとぬるっとしていて、これって洗えるの? このまま使って大丈夫かな? と手が止まってしまう。そんな場面は、わりとよくありますよね。
先に結論をひとつ。シャワーホースの黒い汚れは、石けんかすや皮脂の汚れ、あるいは黒カビであることが多いです。まずは浴室用の中性洗剤をつけたスポンジでこすって、しっかり流します。それでも落ちない黒い点があるときだけ、浴室用のカビ取り剤を製品の表示どおりに使う、という順番で考えると迷いません。ホースの素材や金具によっては使えない洗剤もあるので、取扱説明書も見てくださいね。
自分のホースがどの状態なのかは、下の図から探してみてください。
ケース別に読む:ぬめりやうすい汚れが気になる人|黒い点が残る人|金具の汚れが気になる人|ひび割れやべたつきがある人|汚れをためたくない人
洗い方の手順——中性洗剤とスポンジで、上から下へ
黒く見える汚れの正体は、ひとつとは限りません。シャンプーやボディソープ、お湯のしぶきがかかり続けるので、石けんかすや皮脂が少しずつ重なり、そこに黒カビがつくこともあります。なので、いきなり強い薬剤を使うより、まず汚れそのものを落とすところから始めるのが、遠回りに見えて近道です。
| 見た目 | 考えられること | まずやること |
|---|---|---|
| ぬるっとする、うすく曇る | 石けんかすや皮脂の汚れ | 中性洗剤とスポンジで洗う |
| 黒い点が散らばっている | 黒カビのことが多い | まず洗って、残る点だけ次の章へ |
| 洗っても形や手ざわりが変 | 汚れではなく、ホース自体の傷み | 第4章で交換を考える |
手順は3段階です。ホースを水栓から外さなくても洗えますが、フックから外して手に持つと、シャワーヘッド側から根元側へ、上から下へと進めやすくなります。
- 浴室用の中性洗剤をスポンジにつける。ホースの表面を、なでるようにこすります
- よく流す。洗剤が残らないよう、シャワーで全体を流します
- 乾いた布で水気をふく。そのあと風通しのよい所で乾かします
上から下へ洗うのは、汚れた水がすでに洗った所に戻らないようにするためです。力いっぱいこするより、洗剤にしばらく働いてもらうつもりで、やさしくなでるほうが表面を傷つけません。傷がつくと、そこに汚れが入り込みやすくなりますよね。
黒い点が残る時——カビ取り剤を使う前に知っておくこと
中性洗剤で洗っても黒い点が残る時は、黒カビの可能性があります。その場合は、浴室用のカビ取り剤を使う方法があります。ただし、薬剤は使い方をまちがえると危ない物です。商品によって使い方も、使える場所も違うので、必ず製品の表示どおりに使ってください。
- 換気をする。浴室の窓を開け、換気扇を回します
- ゴム手袋をする。目や皮ふに薬剤がつかないよう気をつけます
- ほかの洗剤と混ぜない。「まぜるな危険」の表示がある洗剤は、混ざったり、続けて使ったりしないこと
- 子どもを浴室に入れない。作業中も、使ったあと流し終わるまでも、近づけないようにします
- 使ったあとは、よく洗い流す。薬剤を残さないよう、ホース全体をシャワーで流します
気分が悪くなった、目や皮ふに薬剤がついた、という時は、すぐに使うのをやめます。目や皮ふについた時の手当ては製品の表示に書かれているので、それに従い、必要なら医療機関に相談してください。作業のあとは、浴室の換気をしばらく続けておくと安心です。
黒い点が何度も戻ってくる、薬剤を使いたくない、という時は、無理に自分でやらず、ホースを新しくするのも一つの方法です。次の章以降で、金具の洗い方と交換の考え方を見ていきましょう。
金属の部分の汚れ——傷つけない道具で、洗剤は説明書で
シャワーホースの両端には、水栓やシャワーヘッドにつなぐ金属の金具(ナット)がついていることがあります。ここは汚れがたまりやすいのに、細かい溝があって洗いにくい所です。
ただ、ホースの素材や金具の仕上げによっては、使える洗剤が決まっている場合があります。薬剤がかかると色が変わったり、表面が傷んだりするかもしれません。迷ったら、まず取扱説明書の「お手入れ」の欄を見てください。説明書が手元にない時は、目立たない所に少しだけつけて様子を見てから、全体に使うと安心です。
| 場所 | 使う道具 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ホースの表面 | スポンジ | 力を入れすぎない |
| 金具の溝 | やわらかい細いブラシ | 硬い金属のたわしやとがった物は避ける |
| 洗剤の指定がある時 | 説明書に書かれた洗剤 | 指定どおりに使う |
金具がかたくてホースから外れない時は、無理に回さず、シャワーホースの根元が外れない時を先に見てください。外さなくても洗えるので、外れないなら外さないままで大丈夫です。
ひび割れ・べたつきがある時——洗うより交換を考える
洗っても気になるのは、汚れではなく、ホースそのものの傷みかもしれません。古くなって表面がひび割れている、さわるとべたつく。そんなホースは、洗い方を変えるより交換を考えるほうが安心です。ひびのすき間に汚れが入り込むと、洗っても落としにくくなりがちです。
- 表面にひび割れがある。曲げた所を見ると気づきやすい
- さわるとべたつく。洗ってもべたつきが残る
- つなぎ目から水が漏れる。洗い方ではなく部品の問題
交換するときは、つなぎ目の形やサイズが合う物を選び、取扱説明書の表示を確かめてください。つなぎ目から水が漏れるときはシャワーホースから水漏れする時が参考になります。古いホースの処分はシャワーホースの捨て方にまとめています。
汚れをためないコツ——使ったあとのひと手間
黒い汚れは、ためてから落とすより、ためないほうがずっと楽です。毎日の入浴のあとに、ほんの少しだけ手を動かしてみてください。
- 最後にシャワーでホースを流す。石けんやシャンプーが残らないように
- 水気を切る。フックなどに掛けて、しずくが落ちるようにします
- 風通しをよくする。浴室の換気を続けて、湿気を逃がします
- たまに中性洗剤で全体を洗う。汚れが目立つ前のほうが楽です
ホースを床に置きっぱなしにすると、水がたまりやすく、湿った状態が長く続きます。使い終わったらフックに掛けて、しずくが切れるようにしておくと、黒ずみにくくなると考えられます。
ゆきこ( ゚Д゚)『黒い汚れって、見つけた日に落とすのがいちばん楽ですよね。あとまわしにするほど気が重くなるので、入浴の最後にシャワーで流すところから始めると、続けやすいと思います』
よくある疑問——頻度・すぐ戻る黒ずみ・ほかの洗剤
Q. どのくらいの頻度で洗えばいい?
汚れ方や浴室の環境で変わるので、日数では決められません。ぬめりや黒い点が目に入ったら洗う、くらいが目安です。
Q. 洗ってもすぐ黒い点が戻ってくる
湿気が残っていると戻りやすくなります。使ったあとに流して水気を切り、換気を続けてみてください。ホースが古くてひび割れている時は、交換を考えます。
Q. 食器用洗剤でもいい?
ホースの素材によって、合う洗剤が違うことがあります。取扱説明書に洗剤の指定があれば、それに従ってください。
Q. 塩素系と酸性の洗剤を、続けて使っていい?
混ざると危険な組み合わせです。「まぜるな危険」の表示がある洗剤は、同じ時に使わず、使ったあとはよく流してから別の作業をします。迷ったら使わないでください。
Q. 子どもがお風呂に入る前に、カビ取り剤を使っても大丈夫?
薬剤を使ったあとは、よく洗い流して換気をしてから浴室を使います。流し終わるまでは子どもを浴室に入れないでください。
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ナットが固くて外せない時はシャワーホースの根元が外れない時、つなぎ目から水が漏れる時はシャワーホースから水漏れする時、交換したあとの古いホースはシャワーホースの捨て方を見てください。外す前に付き方を見分ける、という考え方はパイプ椅子の座面の張り替えの記事とも通じています。
まとめ:先に中性洗剤で洗う。残る黒い点だけ、カビ取り剤を表示どおりに
- まず浴室用の中性洗剤とスポンジで洗う。上から下へ、やさしくこすってよく流す
- 黒い点が残る時だけカビ取り剤。製品の表示どおりに、換気と手袋を忘れずに
- ほかの洗剤と混ぜない。子どもは浴室に入れない
- 金具は傷つけない道具で。洗剤は取扱説明書で確かめる
- ひび割れ・べたつきは交換を考える。使ったあとに流して水気を切る
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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