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懐中電灯やラジオの電池を買い足そうとして、ふと手が止まることがありますよね。「単1」と「単2」、どちらだったかな。数字が似ていて、棚の前で迷ってしまう人は多いんです。
先に結論をひとつ。単1形と単2形は、どちらも筒の形の乾電池で、単1形の方が太くて長い、という大きさの違いです。電池の側面に「単1」「単2」と表示があるので、見れば分かります。機器には決められた大きさの電池しか入らないので、表示どおりの電池を使います。小さい電池を大きいサイズとして使える「スペーサー」という部品もありますが、使えるかどうかは、機器の取扱説明書で確かめてください。
どこから読めばいいか、下の図で自分の場面を探してみてください。
ケース別に読む:単1と単2を見分けたい人|機器に合う電池を知りたい人|手元に別の大きさしかない人|防災用に備える人|使い終わった電池を片づける人
単1形と単2形の見分け方——側面の表示と、太さ・長さ
乾電池には、大きさの順に、単1形、単2形、単3形、単4形といった呼び名があります。数字が小さいほど、電池は大きくなります。単1形がいちばん太くて長く、単2形はそれより少し小さく、単3形はさらに細くなる、と覚えておくと迷いません。
| 呼び名 | 大きさの比べ方 | 見分けるところ |
|---|---|---|
| 単1形 | 太くて長い。3つの中で最も大きい | 側面の「単1」の表示 |
| 単2形 | 単1形より小さく、単3形より大きい | 側面の「単2」の表示 |
| 単3形 | 単2形より細い。身近なリモコンなどに多い | 側面の「単3」の表示 |
手元に電池がある時は、実際に並べて比べるのがいちばん確実です。迷ったら、古い電池を持って買いに行く方法もあります。ただ、古い電池を店に持ち込む時は、金属の物とふれないように、袋や箱に分けて持ち運んでください。
どの機器にどの大きさの電池を使うかは、機器ごとに決まっています。懐中電灯、ラジオ、おもちゃのように、同じ種類の機器でも、機種によって大きさが違うことがあります。「前に買ったのが単1形だったから」と思い込まず、その都度、機器の表示を見るのが確かです。
電池の表面の印字がかすれて、読めなくなっていることもあります。そんな時は、無理に判断せず、大きさを並べて比べるか、新しい電池を買い直します。
形が似ていて、並べないと分かりにくいのが、単2形と単3形の間です。単2形の方が太いので、並べると違いがはっきり見えます。
機器に合う電池を知る——電池入れの表示と取扱説明書
「単2形の機器に単1形を入れたら動くかも」と考えたくなる場面がありますが、電池は大きさが合わなければ、そもそも入りません。無理に押し込むのは、機器も電池も傷めるので、やめてください。
- 電池入れの中や、ふたの内側に、電池の大きさと向きが書かれていることが多い
- 取扱説明書の「使える電池」の欄で、大きさと本数を確かめる
- 本体の裏や側面に書かれている機器もある
本数と向きも、同じくらい大切です。電池を1本入れる機器もあれば、何本も入れる機器もあります。本数の指定は説明書に書かれているので、表示どおりに入れます。+と−の向きを逆にすると、機器が動かないだけでなく、電池を傷める原因にもなるので、入れる前に表示と見比べてください。
種類についても、同じ大きさの電池でも、機器によって指定があることがあります。アルカリ乾電池やリチウム乾電池の入れ替えの考え方は、リチウム電池の代わりに使える?にまとめています。
手元に別の大きさしかない時——スペーサーの考え方
単3形の電池がたくさんあるのに、機器は単1形や単2形を求めている。そんな時のために、小さい電池を包み込んで、大きいサイズの電池として使えるようにする「スペーサー」という部品があります。
ただ、どの機器でも使えるとは限りません。使えるかどうかを決めるのは、機器の取扱説明書です。
- 機器の取扱説明書に、スペーサーが使えるかどうかを確かめる
- スペーサーを使う時も、電池の種類と新旧はそろえる。種類の違う電池や、新旧を混ぜない
- 金属の物でうめて、大きさを合わせるのはやめる。電池の端子とふれると、ショートして熱を持つことがある
- 使えるか分からない時は、機器に合う大きさの電池を買う
買う前には、手持ちの電池の大きさと、機器が求めている大きさを、紙に書き出しておきます。そのうえで、その組み合わせに対応した物を選び、付属の説明書の注意も読みます。大きさが合っていても、機器によっては使えない場合があります。
スペーサーは、一時しのぎの道具として見ておくのが無難です。長く使う機器や、いざという時に使う機器は、指定どおりの大きさの電池を入れておく方が安心ですよね。
防災用に備える時——使う機器に合わせて選ぶ
懐中電灯やラジオのように、防災用に備える機器の電池は、「何を使う機器か」から逆算して選ぶと失敗しません。機器をいくつか並べて、電池入れの表示を見比べてから、必要な大きさと本数を書き出します。
ゆきこ( ゚Д゚)『防災用にまとめて買う時ほど、大きさの買い間違いが怖いですよね。機器を並べて、電池入れの表示を先に見るのが近道だと思います』
- 電池の表面にある使用推奨期限の表示を見て、期限の遠い物を選ぶ
- 備える電池は、包装に入れたまま、湿気の少ない場所にしまう
- 機器に入れたままにせず、使わない間は外して別に置く方法もある
- 種類や新旧のそろった電池を、機器ごとにまとめておく
電池は、使わなくても少しずつ弱っていきます。備えた電池は、点検の日を決めて、使用推奨期限の表示を見直しておくと安心です。非常用の持ち出し袋に入れる時は、電池どうしや金属の物がふれ合わないよう、1本ずつ分けて入れます。
機器の中で電池が液漏れすると、機器が使えなくなることもあります。懐中電灯そのものを処分する時の分け方は懐中電灯の捨て方にまとまっています。落とした電池が使えるかどうかは乾電池を落とした時が参考になります。
使い終わった電池の扱いと、よくある疑問
使い終わった電池は、まだ電気が残っていることがあります。ほかの電池や金属とふれないように、端子をビニールテープなどでふさいでから、回収の決まりに従って出します。店頭の回収箱か、自治体の収集日かは、地域で違うので、自治体の案内で確かめてください。ボタン電池の出し方はボタン電池の捨て方にあります。
- 「充電式」の表示がない電池は、充電しない。充電すると、発熱・破裂・液漏れの危険がある
- 種類の違う電池や新旧を混ぜない。まとめて替える
- 子どもの手が届かない所に置く。飲み込んだかもしれない時は、すぐに医療機関へ
- 外した電池は、金属の物とふれない入れ物に分けておく
よくある疑問も、いくつか整理しておきます。
- 単1形の機器に単2形を2本入れてもいい? 入れ方を決めるのは機器です。説明書に書かれた指定以外の入れ方はしません
- 単2形と単3形は、見た目で分かる? 単2形の方が太いので、並べれば分かります。側面の表示も確かめてください
- 電池の本数は、1本だけ替えてもいい? 新旧を混ぜることになるので、まとめて替えます
💡 この困りごとへの提案
スペーサーを使う前に、説明書で使えると確かめられた時は、道具をそろえておくと便利です。大きさに合わせた物を選びます。
あわせて読みたい
電池の入れ替えの考え方はリチウム電池の代わりに使える?を、使い終わったボタン電池の出し方はボタン電池の捨て方をどうぞ。話は変わりますが、サイズ選びで迷いやすい小物の話なら、イヤーピースの付け方と外れる時の対策もあわせてどうぞ。
まとめ:電池は機器の表示どおりの大きさを使う
- 単1形は、単2形より太くて長い。側面の表示で見分ける
- 機器に合う電池は、電池入れの表示と取扱説明書で決まる。表示どおりに
- スペーサーは、説明書で使えると確かめてから。金属の物でうめない
- 防災用は、使う機器に合わせて選ぶ。使用推奨期限の表示を見る
- 使い終わった電池は、端子をテープでふさぎ、回収の決まりで出す。混ぜない・充電しない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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