大和芋の保存方法——丸ごと・切った後・すりおろしてからの考え方

食

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

大和芋を丸ごといただいた、あるいは1本買ったものの、ひとりでは食べきれない。切って使った残りをどうしまうかも、地味に迷いますよね。切り口が空気にふれると茶色くなったり、すりおろしてしまうと変色が気になったりします。

先に結論をひとつ。丸ごとは新聞紙で包んで、涼しく暗い所へ。切った物は切り口を覆って冷蔵。使い切れない時は、すりおろして平らにして冷凍するという考え方です。暑い時期は、丸ごとでも冷蔵庫に入れる方が安心です。この記事では、状態別のしまい方、切り口の色の見方、冷凍の考え方、かゆみ対策を、順番に見ていきます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ丸ごと買った→新聞紙で包んで冷暗所へ第2章へ ▶切って残った→切り口を覆って冷蔵第1章へ ▶切り口が茶色い→見方の表で確かめる第3章へ ▶使い切れない→すりおろして平らに冷凍第4章へ ▶長芋と同じ?→近い扱い。違いは第5章へ第5章へ ▶

ケース別に読む:状態別の早見表を見たい人|丸ごとをしまいたい人|切り口の色が気になる人|冷凍したい人|よくある迷いがある人|置き場所を決めたい人

4コマ漫画|大和芋が余った時使い切れない大和芋が余ったどうしよう…大和芋1食べきれず余ってしまう切り口むき出し切ったまま冷蔵庫へ…乾く切り口2切り口が空気にふれる切り口を覆うラップで切り口を包もうラップで覆う3切り口をラップで覆うすりおろして冷凍平らにして冷凍しておこう小分け冷凍4平らに小分けして冷凍

先に早見表——丸ごと・切った後・すりおろしたあと

大和芋の状態によって、しまい方が変わります。まず、手元の芋がどれに当てはまるか、図で確かめてください。

状態別のしまい方1丸ごと新聞紙で包んで冷暗所(暑い時期は冷蔵)→2切った後切り口を覆って冷蔵→3すりおろし平らに小分けして冷凍
状態 しまい方 ひとこと
丸ごと 新聞紙で包み、涼しく暗い所へ。暑い時期は冷蔵 濡らさず乾いた状態で
切った後 切り口をラップなどで覆って冷蔵 切り口を空気にふれさせない
すりおろした後 平らにして小分けにし、冷凍 使う時は冷蔵庫で解凍する考え方

土は洗い落とさず、乾いたまま新聞紙で包むのが基本の考え方です。共通するのは、切り口を空気に長くさらさないことと、濡らしたまま置かないことです。大和芋は水分が多すぎると傷みやすいので、買ってきたらまず、表面の水気や土の状態を見ておきます。

買う時は、皮にきずが少なく、持った時にずっしり重みのある物を選びます。カットされた物を買う時は、切り口が新しく、変色や乾きがない物を選ぶと、家でのしまい方も楽になります。

丸ごとのしまい方——新聞紙で包んで、涼しく暗い所へ

丸ごとの大和芋は、土がついたまま新聞紙で包み、風通しのいい涼しく暗い所に置く考え方が基本です。洗ってしまうと傷みやすいので、使う直前まで土はそのままにしておきます。

  • 新聞紙で包んで、光と乾燥を避けます
  • 暑い時期は、新聞紙で包んだまま冷蔵庫(野菜室)へ入れる方が安心です
  • ほかの野菜と一緒に、濡れたまま置かないようにします
  • 新聞紙が湿ってきたら、新しい物に替えます

新聞紙は、湿気を吸って芋の表面を乾いた状態に保つ役目があります。冷蔵庫に入れる時も、新聞紙ごと袋に入れると、水滴がつきにくくなります。

大和芋は、皮に細かいひげ根があって、皮をむく時や洗う時に手がかゆくなりやすい野菜です。手に直接ふれると、かゆみを感じることがあります。皮をむく時や、すりおろす時は、手袋をするか、ポリ袋越しに持つと、かゆみが出にくくなります。かゆみが強く続く場合は、無理せず皮膚科などに相談してください。

切り口の色の見方——茶色いのは傷み?

切って保存していると、切り口が茶色っぽく変わってくることがあります。これは、空気にふれて起きる変化のことが多く、すぐ傷みにつながるとは限りません。ただし、見極めには注意が必要です。

切り口の様子 考え方
うっすら茶色い 空気にふれた変化のことが多い。ほかに異常がなければ、表面を薄く削って使う考え方
黒く変色している・広がっている 食べないで処分する
ぬめりがある 食べない
カビが生えている 見える所を取り除いても食べない
いやなにおいがする 食べない

色の変化だけで判断せず、ぬめり、においなどもあわせて見ます。迷ったら食べないが基本です。においだけで決めず、見た目と手ざわりも一緒に確かめてください。カビは、見える部分を取り除いても、残りの部分にも広がっていることがあるので、食べないでください。表面を薄く削る時は、包丁で指を切らないよう、まな板の上で芋を安定させて、ゆっくり行います。子どもには切らせないでください。

冷凍の考え方——すりおろして平らに、小分けに

使い切れない時は、すりおろして冷凍する考え方があります。大和芋はねばりが強い野菜なので、平らにして冷凍すると、使う分だけ割って取り出しやすくなります。

すりおろし冷凍の流れ1ポリ袋越しに持つ皮をむいてすりおろす→2平らにのばす袋に入れて薄く広げる→3空気を抜いて冷凍解凍は冷蔵庫でゆっくり
  1. 皮をむいて、すりおろします(手袋かポリ袋越しに)
  2. 平らに広げた冷凍用の袋やラップに入れ、使う分ごとに薄く伸ばします
  3. 空気を抜いて、冷凍します
  4. 使う時は、冷蔵庫でゆっくり解凍します

💡 この困りごとへの提案

切り口を覆うのに使うラップは、食品用の物が扱いやすいです。端をきっちり密着させると、乾燥や色の変化を抑えられます。


切り口を包む食品用ラップをAmazonで探す

冷凍した場合の保存の日数は、物によって変わります。時間が経つと風味が落ちるので、袋に日付を書いて、早めに使い切るようにしてください。解凍したら、再度冷凍するのは避けます。冷蔵庫で解凍すると水分が出ることがあるので、気になる時は軽く混ぜてから使ってください。

冷凍したすりおろしは、そのまま使うより、加熱する料理のつなぎや、ほかの具と混ぜる料理に向きます。切って冷凍した場合も、同じように冷蔵庫で解凍してから使う考え方です。

よくある迷い——長芋と同じしまい方でいい?

  • 長芋と同じでいい? 近い扱いでかまいません。ただ、大和芋の方がねばりが強く、水分が少ないので、すりおろしたものは平らにするなど小分けにしやすくしておくと便利です。長芋のしまい方は長芋の保存方法で見ています
  • 皮ごとすりおろしていい? 皮の扱いは別の記事で詳しく見ています。大和芋は皮ごとすりおろせる?をご覧ください
  • 新聞紙のインクが気になる キッチンペーパーを一枚はさんでから、新聞紙で包むと安心です
  • 冷蔵庫に入れすぎて凍ったら? 凍ってしまった芋は、解凍すると食感が変わることがあります。加熱する料理に回すと安心です
  • 濡れたまま置いてしまった すぐに水気を拭き取って、新聞紙で包み直します。ぬめりやにおいがあれば食べないでください

ゆきこ( ゚Д゚)『芋って、丸ごとなら強いのに、切った途端に気を使いますよね。切り口を覆うひと手間だけで、ずいぶん違うと思います』

冷凍庫・冷蔵庫の置き場所を決めておく

大量に手に入った時は、冷蔵庫の中の置き場所も大事です。冷蔵庫の中の冷気の通り道をふさがないよう、詰め込みすぎに注意します。冷凍する時は、引き出し式の冷凍庫なら、平らにした袋を立てて並べると取り出しやすくなります。冷凍庫の使い勝手は冷凍庫の引き出し式は使い勝手がいい?も参考になります。

冷蔵庫の中でにおいの強い物の近くに置くと、においが移ることもあるので、袋に入れて離しておきます。冷凍用の袋は、使う分の大きさに合わせて小さめの物を選ぶと、解凍する量を調整しやすくなります。小分けにして並べておけば、使いたい分だけ割って取り出せます。袋の端に、中身と日付を書いておくと、あとで迷いません。

あわせて読みたい

長芋のしまい方は長芋の保存方法、皮をむかずに使いたい時は大和芋は皮ごとすりおろせる?、冷凍庫の置き場所に悩んだら冷凍庫の引き出し式は使い勝手がいい?へどうぞ。

まとめ:丸ごとは包んで冷暗所、切ったら覆う、余れば平らに冷凍

  1. 丸ごとは新聞紙で包み、涼しく暗い所へ。暑い時期は冷蔵庫
  2. 切った物は切り口を覆って冷蔵。空気にふれさせない
  3. すりおろして平らに小分けして冷凍。解凍は冷蔵庫で
  4. 皮をむく時は手袋かポリ袋越しに。かゆみが続くなら相談する
  5. ぬめり・カビ・黒ずみ・いやなにおいは食べない。迷ったら食べない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

大和芋の保存方法の早見表:丸ごとは新聞紙で包んで涼しく暗い所へ、暑い時期は冷蔵庫に入れる。切った物は切り口をラップなどで覆って冷蔵し、空気にふれさせない。使い切れない時はすりおろして平らに小分けにして冷凍し、解凍は冷蔵庫でゆっくり。皮をむく時やすりおろす時は手袋かポリ袋越しに持つ。切り口がうっすら茶色いのは空気にふれた変化のことが多いが、黒く広がる、ぬめりがある、いやなにおいがある場合は食べない。カビは見える所を取り除いても食べない。迷ったら食べない。濡れたまま置かない

コメント

タイトルとURLをコピーしました