ボタン電池の保存方法——ショートさせない置き方と、子どもの手が届かない場所

生活

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腕時計や鍵のリモコン、体温計。ボタン電池を使う物は意外と多いので、予備を買い置きしている家も多いですよね。ただ、引き出しの中に、鍵や硬貨と一緒にぽんと入れていたり、袋から出してばらばらにしていたりしませんか。小さくて平たい電池は、置き方ひとつで安全が変わります。

先に結論をひとつ。予備のボタン電池は、買った時の包装に入れたまま、湿気の少ない常温の場所にしまいます。ばらばらにして、ほかの電池や鍵、硬貨などの金属とふれると、ショートして熱を持つことがあるので、一緒に入れないでください。使用済みの電池は、端子をテープでふさいで分けておきます。そして、小さな子どもが飲み込む事故が起きやすい電池なので、新しい物も使用済みも、手の届かない所に置きましょう。

気になる場面を、下の図から探してみてください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ予備の電池がある→包装のまま常温で第1章へ ▶ばらばらに置いている→金属とふれさせない第2章へ ▶使用済みがある→テープでふさいで分ける第3章へ ▶子どもがいる→高い所・鍵のかかる所第4章へ ▶冷蔵庫に入れたい→包装の注意書きを見る第5章へ ▶

ケース別に読む:予備の電池をしまいたい人|ばらばらに置いている人|使用済みや使わない機器がある人|子どもの誤飲が心配な人|冷蔵庫に入れていいか迷う人

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予備の電池のしまい方——包装のまま、湿気の少ない常温で

買ってきたボタン電池は、台紙やシートに1個ずつ入った状態になっています。この包装は、電池同士や金属とふれないように守ってくれているので、使う直前まで外さないのがいちばんです。必要な分だけ取り出して、残りはそのまましまいます。

しまい方の3手順包装のまま買った時の包装→常温の場所湿気の少ない所→手の届かない所高い所や鍵つき
  1. 買った時の包装に入れたままにする。台紙から出さず、使う時に1個ずつ外す
  2. 湿気の少ない常温の場所に置く。水まわりや、日が当たる窓辺は避ける
  3. 子どもの手の届かない所へ。高い棚や、鍵のかかる引き出しが向いています

包装が破れてしまった時や、使いかけで残った時は、1個ずつ分けて入れられる小さなケースが便利です。電池どうしが重なったり、ふれ合ったりしないように、間をあけて入れておきます。ケースに入れる時も、金属の小物とは別にしてください。

金属とふれさせない——ばらばらに置かない理由

ボタン電池は、表も裏も金属の面で、平たい形をしています。そのため、ほかの電池や鍵、硬貨といった金属とふれ合いやすいんです。ふれた状態が続くとショートして、電池が熱を持つことがあります。引き出しの奥で、鍵と一緒に転がっているような置き方は、避けたほうが安心です。

金属とふれさせないこうする1個ずつ分ける金属と離すやめる鍵や硬貨と一緒ふれると熱を持つ
置き方 どうなる? 考え方
包装のまま 金属とふれにくい 基本の置き方
ケースに1個ずつ 電池同士がふれにくい 包装が破れた時に
ポケットやかばんにばらで 鍵や硬貨とふれやすい 持ち歩く時もケースで

持ち歩く時も同じです。かばんやポケットに、ほかの小物と一緒に入れず、小さなケースにまとめておくと、うっかりがありません。

使用済みと、使わない機器の電池——テープでふさいで分ける

使い終わった電池にも、電気が残っていることがあります。そのため、新しい電池と同じように、金属とふれさせないことが大切です。端子の両面をビニールテープなどでおおって、新しい電池とは別の入れ物に分けておきましょう。使用済みと新品が混ざると、あとで取り違えるもとにもなります。

場面 しまい方
新しい予備の電池 買った時の包装のまま、常温の場所で
使用済みの電池 端子をテープでふさぎ、別の入れ物に分ける
機器に入れたまま、長く使わない時 取扱説明書の保管の注意書きに従う

機器に入れたまま長く使わない時にどうするかは、機器によって案内が違います。取扱説明書に「長く使わない時は電池を外す」などと書かれていれば、それに従ってください。外した電池は、上の表のとおり、包装やケースに入れて分けます。

使用済みの出し方はボタン電池の捨て方にまとめています。なお、充電式の表示がない電池は、充電しないのも大切な決まりです。充電したり、温めたりして元に戻そうとすると、発熱や破裂、液漏れの危険があります。弱ったかな、と思った時の考え方はボタン電池は復活できる?を見てください。

子どもの誤飲を防ぐ——新しい物も使用済みも手の届かない所に

子どもが飲み込んだかもしれない時は、すぐに医療機関へ。症状が出ていなくても、様子を見ずに受診してください。ボタン電池は、小さな子どもが口に入れてしまう事故が起きやすい物です。飲み込んだ可能性がある時は、家で判断せず、すぐに医療機関に連絡しましょう。

置き場所こうする高い所・鍵つき使用済みも同じやめる机や床に出す子どもの手が届く
  • 新しい電池も、使用済みの電池も、手の届かない所に置く。高い棚や、鍵のかかる引き出しへ
  • 机やテーブル、床に出しっぱなしにしない。電池交換の途中でも、席を離れる前に片づけます
  • 電池の入った機器は、電池ぶたが閉まっているか見る。ぶたが外れやすい物は、子どもの近くに置かない
  • ペットの手の届かない所にも置く

子どもの手が届く所に置いてしまいがちなのは、電池を替えている最中です。外した電池をテーブルに置いたまま、ほかのことを始めてしまう、という場面はありがちです。交換の途中でも、先に電池をしまう習慣にしておくと、うっかりが減ります。

冷蔵庫に入れていい?——まず包装の注意書きを見る

「冷やしたほうが長持ちしそう」と考えて、電池を冷蔵庫に入れたくなる人もいるかもしれません。ただ、冷蔵庫から出した時に水滴がつく、いわゆる結露が起きると、湿気が電池や端子についてしまうおそれがあります。ふつうは常温の、湿気の少ない場所に置くのが安心です。

とはいえ、電池の種類によっては、保管についての注意書きが書かれていることもあります。包装や取扱説明書に保管の案内があれば、それに従うのがいちばん確実です。見当たらない時は、電池を買った店や電池の販売元に聞いてみてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『ボタン電池は、小さいからこそ置き場所が大事だと思います。包装のまま、決まった箱に入れて、子どもの手が届かない所へ。それだけ決めておけば、ずいぶん気が楽になりますよね』

よくある疑問——期限・持ち歩き・数が多い時

Q. どのくらい保管できる?
電池の種類や保管の状態で変わるので、年数では決められません。包装に使用推奨期限などの表示があれば、それを目安にしてください。

Q. 余ったら使いかけを袋に戻してもいい?
1個ずつ分けて入れられるケースか、元の包装に入れます。ほかの電池や金属の小物と一緒の袋には入れないでください。

Q. 古い電池と新しい電池が混ざってしまった
見分けがつかない時は、まとめて使用済みとして扱い、テープでふさいで出すほうが安全です。

Q. 電池を入れたおもちゃはどうする?
電池ぶたがしっかり閉まっていて、ねじ止めの物は、ねじも締まっているかを見ます。ぶたが壊れた時は、その機器を子どもに使わせないでください。

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まとめ:包装のまま常温で。金属とふれさせず、子どもの手の届かない所へ

  1. 予備は包装のまま、湿気の少ない常温の場所に。ばらばらにしない
  2. 鍵や硬貨などの金属とふれさせない。ショートして熱を持つことがある
  3. 使用済みは端子をテープでふさいで分ける。充電や温めはしない
  4. 新しい物も使用済みも、手の届かない所へ。飲み込んだかもしれない時は、すぐに医療機関へ
  5. 冷蔵庫に入れる前に、包装の注意書きを見る。結露で湿気がつくおそれがある

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ボタン電池の保存方法の早見表:予備のボタン電池は買った時の包装に入れたまま、湿気の少ない常温の場所にしまう。ばらばらにして、ほかの電池や鍵、硬貨などの金属とふれるとショートして熱を持つことがあるので、一緒に入れない。包装が破れた時は1個ずつ分けて入れられるケースを使う。使用済みは端子をテープでふさいで、新品とは別の入れ物に分ける。充電式の表示がない電池は充電せず、温めて復活させようともしない。新しい物も使用済みも子どもの手の届かない所に置き、飲み込んだかもしれない時はすぐに医療機関へ。冷蔵庫に入れる前に、包装や説明書の保管の注意書きを見る。

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