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せりを買ってきたものの、まとめて使い切れない。冷蔵庫に入れておいたら、気づいたらしおれていた。そんな経験、野菜を扱っていると誰にでもありますよね。せりは、乾くとしおれ、濡れすぎると傷みやすい、ちょっと気を使う葉物です。
先に結論をひとつ。根つきなら根元を湿らせて立てて、根なしなら湿らせた紙で包んで袋へ。使い切れない分は、洗って水気を切り、切ってから冷凍する考え方があります。解凍した後は、加熱する料理向きです。この記事では、しまい方の分かれ道、冷凍の考え方、しおれた時の戻し方、食べない方がいいサインを、順番に見ていきます。
ケース別に読む:しまい方の早見表を見たい人|根つき・根なしを冷蔵したい人|冷凍したい人|しおれたせりがある人|傷んだか迷う人|よくある迷いがある人
先に早見表——根つき・根なし・たくさんある時・しおれた時
せりの状態によって、しまい方が変わります。まず、いまの手元のせりがどれに当てはまるかを、表で確かめてください。
| いまの状態 | しまい方 | 見る章 |
|---|---|---|
| 根つき | 根元を湿らせて、立てて冷蔵 | 第2章 |
| 根なし | 湿らせた紙で包んで、袋に入れて冷蔵 | 第2章 |
| 使い切れないほどある | 洗って水気を切り、切って冷凍 | 第3章 |
| しおれた | 冷たい水につけて様子を見る | 第4章 |
| ぬめり・においがある | 食べない | 第5章 |
共通するコツは、乾かしすぎず、濡らしすぎないことです。せりは水分が抜けるとすぐにしおれますが、水が付きっぱなしだと、ぬめりが出て傷みやすくなります。ほどよい湿り気を保つことが、大事なポイントです。
買う時は、茎の切り口が新しく、葉先がぴんとした束を選ぶと、持ちが違ってきます。袋の中に水滴がたまっている物は、傷みが始まっているかもしれないので避けましょう。
根つき・根なしのしまい方——湿らせて立てるか、包んで袋へ
冷蔵庫でしまう時の基本の流れです。根つきか根なしかで、少しだけやり方が変わります。
- 根つき:根元を湿らせたキッチンペーパーで包み、袋に入れて、立てた状態で野菜室へ。根が水分を受け持つので、茎や葉の鮮度を保ちやすくなります
- 根なし:湿らせた紙で全体をゆるく包み、袋に入れて、冷蔵庫へ。寝かせるより、できれば立てて置くと、葉がつぶれません
買ってきたら、袋のまま放置せず、すぐにしまうのがコツです。袋に入ったままだと中が蒸れて、傷みの元になります。土がついている場合は、しまう前に洗うか、そのままにするかを迷いますが、土つきの根は、使う直前にまとめて洗うと、葉が濡れすぎずに済みます。紙を湿らせる時は、水がぽたぽた落ちるほどではなく、軽く絞ってしっとりする程度にします。
しまう場所は、野菜室の中でも、ほかの野菜に押しつぶされない所が向いています。重い野菜の下に置くと葉が傷むので、背の高い保存袋や立てられる容器を使って、定位置を決めておくと安心です。
💡 この困りごとへの提案
野菜保存袋は、湿り気を適度に保ちつつ、蒸れにくい作りの物があります。袋の表示を見て、葉物向けの物を選ぶと扱いやすいです。
使い切れない時の冷凍の考え方——洗う・水気・切る・小分け
たくさん手に入って使い切れない時は、冷凍する考え方があります。ただし、解凍後は食感が変わるので、汁物や鍋、炒め物など加熱する料理向きになります。サラダのように生で食べる料理には向きません。冷凍すると葉や茎の水分が抜けるので、凍ったまま加熱する料理に使えば、水っぽさも気になりにくくなります。
冷凍の流れは、次のとおりです。
- 洗って、根元の土をしっかり落とします
- キッチンペーパーなどで、水気をよく拭き取ります。水気が残ると、霜がつきやすくなります
- 使いやすい長さに切ります
- 使う分ずつ小分けにして、冷凍用の袋に入れ、空気を抜いて冷凍します
使う時は、凍ったまま汁物や鍋に入れる考え方が扱いやすいです。保存の日数は物によって変わります。冷凍庫の中でも、時間が経つと風味は落ちていくので、袋に入れた日付を書いておき、早めに使い切るようにしてください。
しおれた時の戻し方——冷たい水につける考え方
冷蔵庫でしおれてしまっても、まだ使えることがあります。冷たい水にしばらくつけて、葉や茎がぴんと戻れば、使える状態です。ただし、すべてが戻るわけではありません。
- 水につけて、茎がしゃきっとしてきたら、水気を切って早めに使います
- 戻らず、くたっとしたままなら、鍋や汁物など加熱する料理に回します
- ぬめりが出ていたり、溶けたように柔らかくなっていたりしたら、戻さずに食べないでください
しおれの原因は、乾燥であることが多いです。乾いて元気がなくなっただけなら、水分を補えば持ち直しますが、傷んで柔らかくなった物は戻りません。調理する前に、束をほどいて、葉や茎の様子を全体に見ておくと安心です。束の内側は外から見えにくく、ぬめりが隠れていることもあります。見分けるには、色、手ざわり、においをあわせて確かめます。水につける時は、茎がしゃきっとするまでが目安で、つけすぎると水っぽくなります。戻った後は水気を切って、その日のうちに使い切るつもりで扱うと安心です。戻した後に水っぽく感じる時は、おひたしより汁物や卵とじに回すと、食感が気になりにくくなります。
食べない方がいいサイン——ぬめり・溶けた葉・いやなにおい
次のような状態になったせりは、食べないでください。
- 茎や葉にぬめりがある
- 葉が溶けたようにどろっとしている
- 黒ずみや変色が広がっている
- いやなにおいがする
においだけで判断するのではなく、見た目や手ざわりと合わせて見ます。部分的に傷んでいる場合でも、傷んだ部分を取り除いて残りを食べるのではなく、迷ったら食べないが基本です。せりは葉物の中でも扱いが繊細なので、買ってきたその日のうちから、状態を気にかけてあげてください。子どもに食べさせる時も、少しでも様子が変だと感じたら、無理に使わずに処分して大丈夫です。
よくある迷い——洗ってからしまう?根は捨てる?
- 洗ってからしまう? 洗うと水分が付くので、しまう前に水気をよく切ります。洗わず使う直前に洗う方が、傷みにくいと感じることもあります
- 根は捨てていい? 根は、洗って土を落とせば使えます。使わない時は、保存の時の水分の受け皿として役立つので、すぐに切り落とさずに残しておくと扱いやすいです
- 香りが弱くなった? 時間が経つと香りは薄れていきます。香りが気になるうちに使い切る方が、おいしくいただけます
- 三つ葉と同じしまい方でいい? 近い考え方ですが、せりは根つきで売られていることが多く、湿らせるところが違います。見分け方や代わりに使う考え方はせりと三つ葉の違いへ
ゆきこ( ゚Д゚)『せりは「買ったらすぐしまう」だけで、持ちがずいぶん変わると思います。袋のまま置きっぱなしにしないのが近道ですよね』
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まとめ:せりは乾かしすぎず濡らしすぎず。迷ったら食べない
- 根つきは根元を湿らせて立てる。根なしは湿らせた紙で包んで袋へ
- 使い切れない分は、洗って水気を切り、切って小分け冷凍。解凍後は加熱料理向き
- しおれたら冷たい水につけて様子を見る。戻らなければ加熱料理へ
- ぬめり・溶けた葉・黒ずみ・いやなにおいは食べない
- においだけで決めず、見た目と手ざわりも見る。迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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