布団の収納袋はダイソーで足りる?——袋の種類とサイズの見方、羽毛と敷布団で分ける理由、押入れ・クローゼットのしまい方、圧縮していい布団といけない布団

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衣替えの季節、押入れの前で畳んだ布団を抱えたまま立ち尽くす。冬用の掛け布団と毛布、子どもたちの敷布団、来客用の一組。全部そのまま積むと押入れの半分が埋まって、上のほうの布団は取るたびに雪崩を起こしますよね。うちは男の子2人分の布団があるので、しまい方を決めるまでは押入れの扉が閉まらない年もありました。

先に結論をひとつ。布団の収納袋はダイソーの売り場にあるもので十分に間に合います。ただ、選ぶときに「袋のサイズ表記」ではなく「畳んだ布団の寸法」を見ること、そしてしまう前に「乾かし切る」ことのほうが、袋選びそのものより大事なんです。袋の種類から順番に見ていきましょう。

ダイソーの布団袋はどれが入る?——種類とサイズの見方

100均の収納コーナーには、布団まわりの袋が何種類か並んでいます。売り場で見かける主な型はこんな感じです。

  • 不織布の布団袋(ファスナー式):いちばん基本の型。通気性があって湿気がこもりにくく、ほこりよけになります。掛け布団1枚、または毛布2枚くらいの容量のものが多いです
  • 持ち手付きの大きめの袋:敷布団や来客用の一組をまとめて入れる型。持ち手があると押入れの上段への出し入れが楽ですよ
  • 窓付き(透明の小窓がある)袋:中身が見えるので、何の布団か開けずに分かります。子どもの布団と大人の布団が混ざる家では、これがあるだけで探す時間が減ります
  • 布団用の圧縮袋:掃除機で空気を抜く型。これは「袋」というより別の道具なので、後の見出しで使い分けを書きますね
  • ラベル・名札タグ:袋と一緒に用意しておくと、「冬・長男・敷」のように書いて貼れます

サイズ選びで失敗しないコツは、しまう形に畳んだ状態で、縦・横・厚みを実際に測ることです。シングルの敷布団を三つ折りにすると、おおよそ縦100cm×横70cm×厚み20〜30cm前後。掛け布団は四つ折りで100cm×75cm×15〜20cmくらいが目安ですが、中綿の量で厚みはかなり変わります。袋の表示は「掛け布団1枚用」のような書き方が多いので、測った数字と袋の外寸を並べて、厚みに5cmほど余裕がある袋を選ぶと、ファスナーが閉まらない悲しい事故が防げます。

羽毛布団と敷布団で袋を変える?——変えたほうがいい理由

同じ袋でも入りはしますが、できれば分けたほうが布団が長持ちします。理由は、求めているものが正反対だからなんです。

  • 羽毛布団:軽くてかさばる。中の羽毛がつぶれると戻りにくいので、ふんわり入る大きめの袋に、押し込まずに。通気性のある不織布が向いています。買ったときに付いてきた不織布のケースがあればそれが最適。羽毛布団の詳しいしまい方は羽毛布団のしまい方にまとめています
  • 敷布団(綿・化繊):重くて硬い。三つ折りにして、持ち手付きの丈夫な袋に。押入れの下段に立てて置くことが多いので、底がしっかりした袋だと型崩れしにくいです
  • 毛布・タオルケット:畳むと小さくなるので、不織布の袋に2〜3枚まとめて。一緒にする組み合わせは「同じ季節に出すもの」で揃えると、出すときに一度で済みます

もうひとつ、羽毛と綿の敷布団を同じ袋に入れないのもポイント。重い敷布団の下で羽毛がつぶれてしまうのと、湿気の出方が違うので、一方が湿ると片方まで湿気を吸ってしまうんですよね。

袋に入れる前にすること——「洗う・干す・乾かし切る」が袋選びより大事

ここがいちばん大事なところです。湿ったまま袋に入れた布団は、次に出したときにカビとダニの温床になっています。袋がどんなに良くても、これだけは防げません。

  1. しまい洗い:カバーとシーツは外して洗います。布団本体は、洗濯表示で洗えるものなら家庭の洗濯機かコインランドリーで。洗えないものは干して日光と風に当てるだけでもかなり違います
  2. 干す:よく晴れた日に、午前10時から午後3時くらいの間で2〜3時間。片面1時間ずつくらいで裏返します。羽毛は直射日光を避けて陰干し
  3. 取り込んだあと、すぐにしまわない:干した直後の布団は熱を持っていて、そのまま袋に入れると内側で結露します。室内で1〜2時間広げて、手で触ってひんやりしないことを確かめてから畳みます
  4. 掃除機をかける:表面のほこりやダニの死がいを吸っておくと、しまっている間の増え方が違います。ゆっくり動かすのがコツ

ちなみに「布団はどのくらいの頻度で洗えばいいの?」という疑問には、カバーとシーツは週1回、布団本体は季節の変わり目のしまい洗いを含めて年2〜3回、羽毛は数年に1回くらいが一般的な目安です。汗をかく子どもの敷布団は、もう少しこまめに。カバーの干し方で迷ったら布団カバーの干し方もどうぞ。

畳んで測る→乾かし切る→立ててしまう→羽毛は圧縮しない袋の選び方畳んだ寸法を測る厚みに5cmの余裕羽毛→大きめの不織布敷布団→持ち手付き窓付き→中身が分かる羽毛と敷布団は同じ袋に入れないしまう前に①カバーを外して洗う②2〜3時間干す③室内で1〜2時間冷ます④掃除機をかける 触ってひんやりしない湿ったまま入れない →カビ・ダニのもと押入れの置き方立てて並べる重い物を下・羽毛は上床から数cm浮かす壁とこぶし1つ分あける除湿剤は下段の奥防虫剤は袋の上のほう 種類を混ぜない圧縮袋:羽毛・綿わた・ウールには使わない/化繊の掛け布団・毛布は厚み半分まで圧縮する前も乾かし切る/半年を目安に出して風を通す出すとき:広げて振る→1〜2時間干す→圧縮したものは半日置いてから使う

押入れ・クローゼットのしまい方——立てる・重いものを下・湿気は下にたまる

  • 立てて入れる。袋に入れた布団は、本のように立てて並べると、どれか一つだけを取り出せます。積むと下のものが取れず、上のものが雪崩れます。倒れてくるなら、箱や突っ張り棒で仕切りを
  • 重いものを下、軽いものを上。敷布団は下段、羽毛や毛布は上段。羽毛の上に何も乗せない、が鉄則です
  • 床に直接置かない。押入れの床は湿気がたまる場所。すのこや100均のワイヤーラック、段ボールでもいいので、数cm浮かせて空気の通り道を作ります
  • 壁にぴったり付けない。奥の壁と袋の間に、こぶし1つ分のすき間を。外壁側の押入れは特に結露しやすいので
  • 除湿剤は下段の奥、防虫剤は袋の中の上のほう。湿気は下にたまり、防虫剤の成分は上から下へ広がるので、置き場所が逆だと効きが落ちます
  • クローゼットの場合は、上の棚に袋を横向きで。奥行きが浅いので、掛け布団は四つ折りより「くるくる巻き」にしたほうが収まることもあります

防虫剤でひとつ気をつけたいのが、種類の違うものを同じ場所に混ぜないこと。成分が反応して液体になり、布団にしみができることがあります。去年の残りと今年の新しいものが別の種類なら、どちらかに揃えてください。パッケージに「他の防虫剤と併用できます」と書かれたものだけは例外です。

圧縮袋との使い分け——圧縮していい布団といけない布団

ダイソーには布団用の圧縮袋もあり、かさが半分以下になるのは本当に魅力的ですよね。ただ、圧縮していい布団は限られています

  • 圧縮しないほうがいい羽毛布団(羽が折れて戻らない・保温力が落ちる)、綿わたの敷布団(わたが固まってせんべい布団になる)、ウールや真綿
  • 圧縮しても比較的大丈夫:化繊(ポリエステル)の掛け布団や毛布、タオルケット。それでも空気を抜き切らず、厚みが半分くらいで止めると復元しやすいです
  • 圧縮するときも、乾かし切ってから。湿気ごと閉じ込めると、袋の中で確実にカビます
  • 長く入れっぱなしにしない。半年を目安に、季節ごとに出して空気を通す

「圧縮袋で失敗した」という話はよく聞きます。何がどう傷むのかは圧縮袋のデメリットに詳しく書きました。圧縮袋を持っていないときの代わりの方法は圧縮袋の代用品へ。

出すときのふくらませ方——半日で「使える布団」に戻す

  1. 袋から出したら、まず広げて振る。両端を持って、空気を含ませるように数回。羽毛は軽くたたいて、片寄った羽をほぐします
  2. 晴れていれば1〜2時間干す。半年ぶりの布団は思ったより湿気を吸っています。干せない日は、室内で椅子2脚に渡して扇風機の風を
  3. 圧縮していたものは、広げてから半日〜1日は使わずに置く。すぐ寝ると、つぶれたまま体重で固まります
  4. においが気になったら、消臭スプレーより先に「風」。干して乾けば、防虫剤のにおいはほとんど抜けます

ゆきこ( ゚Д゚)『長男と次男の敷布団を同じ袋に押し込んでいた年は、春に出したら2枚がくっついて一枚の板みたいになっていました。それ以来、袋は一枚に一袋、名札に「長男・冬・敷」と書くのがわが家のルール。窓付きの袋にしてからは、夜中に「布団どこ」と聞かれても即答できます』

布団の数が多い家や、羽毛を1枚でも持っている家は、通気性のある不織布で、持ち手が付いた羽毛布団用の収納袋を人数分そろえておくと、しまう日が半分の時間で終わりますよ。


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羽毛布団だけは別扱いなので、羽毛布団のしまい方を一度読んでからしまうと安心です。圧縮袋を使うか迷っている人は圧縮袋のデメリットを。カバーの洗い方と干し方は布団カバーの干し方にまとめています。

まとめ:畳んで測って袋を選ぶ、乾かし切ってからしまう、羽毛は圧縮しない

  1. 袋は畳んだ寸法を測ってから。厚みに5cm余裕のあるものを
  2. 羽毛と敷布団は袋を分ける。羽毛はふんわり、敷布団は丈夫な袋に
  3. 湿ったまましまわない。干して、冷まして、触ってひんやりしないか確認
  4. 押入れは立てる・重いものを下・床から浮かす。防虫剤は種類を混ぜない
  5. 羽毛と綿わたは圧縮しない。化繊も半分止まりで、半年で出す

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

布団の収納袋の選び方としまい方の早見表:袋は畳んだ状態の縦・横・厚みを測り、厚みに5cm余裕のあるものを選ぶ。羽毛布団は大きめの不織布にふんわり、敷布団は持ち手付きの丈夫な袋に、窓付きなら中身が分かる。羽毛と敷布団は同じ袋に入れない。しまう前にカバーを外して洗い、2〜3時間干し、室内で冷まして触ってひんやりしないことを確かめ、掃除機をかける。湿ったまましまわない。押入れでは立てて並べ、重いものを下・羽毛は上、床から数cm浮かせ、壁とこぶし1つ分あける。除湿剤は下段の奥、防虫剤は袋の上のほうで種類を混ぜない。圧縮袋は羽毛・綿わた・ウールに使わず、化繊は厚み半分まで、半年で出して風を通す。出すときは広げて振り、1〜2時間干し、圧縮したものは半日置いてから使う

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