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大掃除や引っ越しのあとに残る、古いほうき、ひび割れたバケツ、割れたちりとり、先がへたったモップ。まとめて捨てたいのに「これ、可燃?不燃?もしかして粗大?」と迷って、結局ベランダの隅に立てかけたまま季節が変わる。うちのベランダにも、柄の折れたほうきが半年いました。
先に結論をひとつ。掃除用具が何ゴミかは自治体で違いますが、境目は「柄の長さ」と「素材」で決まることがほとんどです。この2つを見れば、分別表のどこを読めばいいかがすぐ分かります。ほうき、バケツ、ちりとり、モップと順番に見ていって、最後に「切って小さくする時の注意」と「まだ使えるなら」の話もしますね。
ほうきは可燃?不燃?粗大?——境目は「柄の長さ」と「素材」
ほうきが迷いやすいのは、穂の部分と柄の部分で素材が違うからです。分別表を読む前に、自分のほうきがどの組み合わせかを見てみてください。
- 穂がしゅろや草(天然素材)で、柄が木 → 可燃ゴミ扱いの地域が多い。ただし柄の長さが粗大の基準(30〜50cmなど、地域で違う)を超えると粗大ゴミになることがある
- 穂がプラスチック、柄もプラスチック → 「プラスチック製品」か「可燃」か「不燃」か、ここが地域差のいちばん大きいところ。硬いプラは不燃扱いの地域もあります
- 柄が金属(アルミやスチールのパイプ) → 柄は不燃か金属、穂は可燃、と分けて出すよう求める地域が多い。分けられないなら不燃か粗大に
- 小さいほうき(卓上・車用) → 長さが基準内なので、素材だけで判断すればいいことが多い
「長さで粗大になるかどうか」は、切れば可燃・不燃に落とせる地域が多いです。木の柄はのこぎりで、プラの柄は厚物用のカッターかのこぎりで。切る時の注意はあとでまとめて書きますね。
プラのバケツは何ゴミ?——プラ製・金属製・大きさで分かれる
バケツは素材と大きさの2つで決まります。ほうきより分かりやすい反面、「プラスチックなのに可燃?」と戸惑う人が多いところでもあります。
- プラスチック製のバケツ → 可燃ゴミの地域と、「プラスチック製品」として分ける地域があります。食品の容器包装の「プラ」とは別で、硬いプラ製品は可燃に混ぜていい地域が多い。ただし一辺が基準を超える大きさ(15リットル以上など)だと粗大になることも
- 金属製のバケツ(トタン・ステンレス) → 不燃か金属ゴミ。大きいものは粗大。取っ手も金属なので、そのままで大丈夫なことが多い
- プラのバケツに金属の取っ手 → 「分けなくていい」地域と「外して」という地域があります。ペンチで取っ手の付け根をつまんで曲げれば外れます
- 中に固まったペンキやセメントが入っている → そのままでは出せないことが多い。中身は自治体の「塗料」「固めて出す」の指示に従って
ちなみに、ひび割れただけのバケツは、植木鉢の受け皿や、ベランダの砂遊び用に格下げという道もあります。これはあとの見出しで。
ちりとり・モップ・柄の外し方——金属の部品は外す?
ちりとりとモップは、パーツが分かれるものが多いので、分けられるところは分けてからそれぞれの素材で出す、が基本です。
- ちりとり:プラ製なら可燃かプラ、金属製なら不燃。柄付きのちりとりは、柄の長さで粗大になることがある。柄が外れるタイプは外して、短くしてから
- フロアモップ(乾拭き・水拭きのシートを付けるタイプ):柄はプラか金属、ヘッドはプラ。柄は多くが2〜3本に分解できるので、ねじって外すと粗大の基準に収まります。使用済みのシートは可燃
- 糸モップ・スポンジモップ:モップ部分は可燃、柄は素材で。バケツ付きの絞り器は、バケツと同じ扱い
- 金属の部品を外すかどうか:「小さな金属部品は付いたままでいい」地域と、「外して不燃へ」の地域があります。ねじ1本、金具1つのために無理をする必要はなく、分別表に「複合製品」「主な素材で判断」と書いてあれば、大きいほうの素材で出せます
モップの柄が抜けない時は、継ぎ目をお湯で温めるとプラが少しゆるんで回しやすくなります。それでも外れなければ、無理に折らずに切る。折ろうとすると、割れたプラの角で手を切りやすいんです。
自分の自治体のルールを調べる一番早い方法
ここまで「地域で違う」と何度も書いてきたので、じゃあどう調べるの、という話を。
- 「自治体名 ほうき ゴミ」で検索。自治体の公式サイトの分別辞典が、たいてい一番上に出ます。品目ごとに「可燃」「粗大(○cm以上)」と書いてあります
- ゴミ分別アプリ。自治体が出しているものなら、品名を入れると出し方と収集日が出ます。「ほうき」で出なければ「掃除用具」「柄付きの道具」で
- 分別表の「長い物」の欄を見る。傘、物干し竿、ほうきはまとめて「長さ○cm以内に切れば可燃」と書かれていることが多い
- それでも分からなければ、清掃事務所に電話。恥ずかしくありません。むしろ間違って出して回収されないほうが、ご近所の目もあって気まずいですよね
切って小さくできる?——のこぎり・手袋・子どもの手の届かない所
「切れば可燃」の地域なら、切るのがいちばん安上がりです。ただ、掃除用具の柄は意外と硬くて、勢いでやると手をけがしやすい作業でもあります。
- 必ず軍手か作業用の手袋をはめる。のこぎりの刃だけでなく、切ったあとの木のささくれ、プラの割れた角、金属パイプの切り口で切ることが多いんです
- 木の柄はのこぎり。床に直接置かず、台や段ボールの上で。片手でしっかり押さえ、刃を引く時に力を入れると楽に切れます
- プラの柄は厚物用のカッターかのこぎり。普通のカッターの刃だと折れやすいので、刃を出しすぎず、何度もなぞるように
- 金属のパイプは無理に切らない。金属用のこぎりがあっても、切り口が鋭くて危ないです。分解して短くするか、そのまま不燃か粗大へ
- のこぎりやカッターは、作業が終わったらすぐ片づける。うちは息子たちが工作好きで、出しっぱなしのカッターを勝手に使いかけたことがあるので、これは本当に。子どもの手の届かない引き出しへ
- 切ったものはひもで束ねるか、袋の中で刺さらないよう新聞紙で包む。段ボールと一緒に束ねる時のひもの掛け方は段ボールをひもなしで捨てる方法にも書きました
まだ使えるなら——洗って格下げ・寄付という道
捨てる前にもう一段。「家の中では使いたくないけれど、まだ壊れてはいない」掃除用具は、役目を変えると意外に長生きします。
- ベランダ・玄関・車用に格下げ。室内用の柔らかいほうきは、外用にすると落ち葉や砂を掃くのにちょうどいい硬さになっています
- バケツは洗って、掃除用の水入れや園芸用に。ひび割れたものは、底に穴をあけて水抜きすれば植木鉢の代わりに
- モップは洗って予備に。洗い方はモップのかけ方と洗い方で。糸モップは洗濯機で洗えるものが多く、雑巾を洗濯機で洗う時のコツと同じ要領です
- 寄付やゆずる。地域の掲示板や、学校・自治会の清掃活動で「ほうき募集」を見かけることがあります。新品同様なら、そういう出口も
ゆきこ( ゚Д゚)『ベランダに半年立てかけてあった柄の折れたほうき、結局、木の柄をのこぎりで2つに切って可燃に出しました。作業3分。半年悩んだのはなんだったのか。次男に「ママ、それいつまで置いとくの」と言われなかったら、たぶん1年いました』
古いほうきを手放したあと、ちりとりとセットで自立するタイプに替えると、立てかけて倒れる問題がなくなって、掃除のハードルがひとつ下がります。玄関やベランダ用に1組あると、外の砂や落ち葉がさっと片づいて気持ちいいですよ。
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家の中の「何ゴミか分からないもの」は、掃除用具のほかにもたくさんありますよね。電源コードの捨て方と懐中電灯の捨て方は、同じく「自治体で違う」タイプの品目として書きました。段ボールがたまっている時は段ボールをひもなしで捨てる方法もどうぞ。
まとめ:柄の長さと素材で分けて、答えは自治体で確かめる
- 何ゴミかは自治体で違う。境目は「柄の長さ」と「素材」で決まることが多い
- ほうきは穂と柄の素材を見る。木と天然素材なら可燃が多く、長ければ粗大のことも
- バケツはプラ製なら可燃かプラ、金属製なら不燃。大きさで粗大になる
- ちりとり・モップは分けられるところは分ける。柄はねじって分解
- 切る時は手袋、のこぎりは子どもの手の届かない所。まだ使えるなら格下げも
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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