【早見表つき】春菊が苦い——苦みが強くなる理由と、苦みをやわらげる下ごしらえ・食べ方

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鍋の季節になると、春菊を買う人も増えますよね。ところが、いざ食べてみると「今日の春菊、やけに苦い」「子どもが一口で残した」ということがあります。せっかく入れたのに、これでは残念です。

先に結論をひとつ。春菊は、もともと独特の香りと苦みを持つ野菜です。苦みは、下ごしらえと食べ方でかなりやわらげられます。葉と茎を分ける・さっとゆでて水にとる・ゆですぎない。この3つを覚えておくと、ぐっと食べやすくなります。春菊が苦い理由から、鍋・生・子ども向けの食べ方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へゆでて食べたい→葉と茎を分け、さっとゆでる第2章へ ▶鍋に入れたい→最後にさっと。煮すぎない第4章へ ▶生で食べたい→柔らかい葉先を選び、よく洗う第5章へ ▶子どもが苦手→細かく刻んで混ぜ込む第6章へ ▶

ケース別に読む:苦い理由を知りたい人|苦みをやわらげたい人|ゆで方の手順を見たい人|鍋に入れる人|生で食べたい人|子どもが苦手な人|苦みがおかしいと感じる人

春菊はなぜ苦い?——もともとの香りと、部位・育ち方で変わります

春菊の香りとほろ苦さは、この野菜の持ち味です。ほうれん草や小松菜と同じ感覚で食べると、「苦い」と感じやすいのも無理はありません。

同じ春菊でも、苦みの感じ方には差があります。たとえば、次のような場合です。

  • 茎の太い所:葉より苦みやかたさを感じやすいと言われます
  • 育ちすぎた物:大きく育った春菊は、香りも苦みも強くなりがちです
  • 時期:季節や気温によって、強く感じることがあると言われます
  • ゆですぎ・煮すぎ:長く加熱すると、香りが飛んで苦みだけが残ったように感じることがあります
春菊の部位と苦みの感じ方葉先やわらかく食べやすい葉香りが強め太い茎細く切るか別扱いに

つまり、苦いのは「失敗した」というより、春菊の個性が出ているということ。扱い方でやわらげられるので、安心してください。

苦みをやわらげる方法の早見表

苦みをおさえたい時は、次の方法を組み合わせます。全部やる必要はありません。気になる方法から試してみてください。

方法 やり方 ねらい
葉と茎を分ける 茎の太い所と、葉を分けて切る 苦みの強い茎を別扱いにできる
さっとゆでて水にとる 茎から先に入れ、葉は後からさっと。すぐ冷水に 苦みと香りの強さをやわらげる
ゆですぎない ゆで時間は様子を見ながら短く 色と食感を保ち、苦みが際立つのを防ぐ
葉先を使う やわらかい葉先を選ぶ。茎は細い所だけ 苦みが穏やかになる
ごま・油と合わせる ごま和え、炒め物、かき揚げなど コクで苦みが目立ちにくい
甘めの味と合わせる 甘めのたれや、卵と合わせる 苦みの印象がやわらぐ

茎は固くて苦いことが多いので、太い所は短く切るか、細く切ると食べやすくなります。茎が気になる時は、思い切って細い所だけ使い、太い所は炒め物や汁の具にするのも手です。

下ごしらえの手順——葉と茎を分けて、茎から先にゆでる

ゆでて使う時の流れを、図で確かめましょう。ポイントは茎から先に入れ、葉は最後にさっとです。

一葉と茎を分ける茎は短く切る二茎から先に熱湯に注意三葉はさっとゆですぎない四水にとる絞って切る
  • 葉と茎を分ける:茎の太い所は短く切っておきます
  • 茎から先に入れる:茎は火が通りにくいので、先に入れます。熱い湯が跳ねるので、気をつけてください
  • 葉はさっと:葉は火が通りやすいので、最後にさっとくぐらせる程度で
  • すぐ水にとる:冷水にとって色と食感を止め、水気をしっかり絞ります

ゆで時間は、春菊の太さや量で変わります。決まった時間を守るより、色が鮮やかになったらすぐ引き上げるつもりで見てください。ゆでたあとは、おひたしやごま和えにするとおいしいです。ほうれん草を冷凍で使う場合の考え方は冷凍ほうれん草はそのまま使える?も参考にしてください。

おひたしにする時は、水気をしっかり絞ってから、食べやすい長さに切ります。水気が残っていると味がぼやけて、苦みだけが目立つこともあります。味つけは、しょうゆだけでなく、かつお節やごまを合わせると、香りと甘みで苦みがやわらいで感じられます。ゆでたものを切るときは、茎と葉を別々にそろえておくと、盛りつけもきれいです。

鍋に入れる時は?——最後にさっと、煮すぎない

鍋で春菊が苦くなりやすいのは、早く入れすぎて、長く煮てしまうからです。春菊は火が通りやすい野菜なので、ほかの具材が煮えてから、食べる直前に入れます。

  • 最後にさっと入れる:色が変わって柔らかくなったら、すぐ食べます
  • 食べる分だけ入れる:鍋に入れっぱなしにしない方が、香りも味も保てます
  • 葉先を中心に:茎の太い所は先に入れるか、別にしておきます

鍋の残りを翌日に回す時は、春菊が煮くずれて風味が落ちやすいので、鍋の残りは翌日も食べられる?で保存の注意を確認しておくと安心です。

生で食べたい時は?——柔らかい葉先を選び、よく洗う

春菊はサラダのように生で食べることもできます。ただし、生はゆでるより苦みが強く感じやすいので、サラダ向けのやわらかい物や、葉先を選ぶのがおすすめです。茎は太い所を避けて、細い所だけ使います。

  • よく洗う:生で食べるので、葉の間の汚れまで流水で洗います
  • 水気をしっかり切る:水っぽいと味がぼやけます
  • 油やチーズ、ナッツなどコクのある物と合わせる:苦みがやわらぎます

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子どもが苦手な時は?——細かく刻んで混ぜ込む

春菊の香りは、子どもには強く感じられやすいものです。無理に食べさせず、細かく刻んで、ほかの具に混ぜるのがひとつの方法です。

  • 卵焼きに細かく混ぜる:卵の甘みで食べやすくなります
  • かき揚げやお好み焼きに:ほかの味と混ざって気になりにくくなります
  • ごま和えにする:ごまの香りと甘めの味つけで食べやすく

熱い物は冷ましてから、のどに詰まらない大きさにして出してください。最初は少しだけ、味見程度で大丈夫です。残してもあまり気にしないことも、長い目で見ると大切ですよね。

苦みが変な時は?——えぐい・いやなにおいは食べない

春菊の自然な苦みと、傷んだ時の味は別物です。次のような時は、食べないでください。

見る所 こうなっていたら 判断
味 のどがいがらっぽい、えぐい 食べない
におい つんとくる、いやなにおい 食べない
手ざわり ぬめりがある、溶けている 食べない
見た目 葉が黒ずんで水っぽい 食べない
いつもの苦み 香りがあって、苦みはいつもの春菊の範囲 下ごしらえで調整して食べる

迷ったら食べない。これがいちばん安全です。傷みやすい葉物ですから、買ったら早めに使い切るのが基本ですよね。

ゆきこ( ゚Д゚)『春菊の苦みは、慣れるとあの香りが癖になる人も多いですよね。ただ、苦手な人に無理強いはしない方がいいと思います』

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春菊がなくて困った時や、苦みが苦手で別の野菜に代えたい時は春菊の代用にまとめています。ほうれん草を長持ちさせたい時はほうれん草の保存方法、冷凍した青菜の使い方は冷凍ほうれん草はそのまま使える?をどうぞ。

まとめ:春菊の苦みは持ち味。分ける・さっとゆでる・水にとる

  1. 春菊は香りと苦みが持ち味。茎の太い所や育ちすぎで強くなる
  2. 葉と茎を分け、茎から先にゆでる。葉はさっと
  3. ゆですぎない。水にとって絞る。色が鮮やかになったら引き上げる
  4. 鍋は最後にさっと。生は葉先を選んでよく洗う
  5. えぐい・いやなにおい・ぬめりは食べない。迷ったら食べない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

春菊が苦い時の早見表:春菊は独特の香りと苦みを持つ野菜で、茎の太い所や育ちすぎ、時期、ゆですぎで強く感じることがある。苦みをやわらげるには、葉と茎を分ける、茎から先にゆでて葉はさっと、ゆですぎず冷水にとる、葉先を使う、ごまや油、甘めの味と合わせる。鍋は最後にさっと入れて煮すぎない。生は柔らかい葉先を選びよく洗う。子どもには細かく刻んで卵焼きやかき揚げに混ぜる。えぐい、いやなにおい、ぬめり、溶けているときは食べない。迷ったら食べない

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